女の腹やせダイエット~くびれが欲しいすべての女性たちへ~

ダイエットが成功したときほど、「食べたい病」に襲われる

腹やせを確実に成功させるには、ダイエットに挫折しないための裏技的テクニックも必要です。
たとえば、ダイエットをスタートして順調に体重が落ちてくると、あるとき突然に「ものすごくお腹がすいた。何か食べなくては気がすまない」という気持ちに襲われることがあります。
この「食べたい病」に打ち勝てず、ダイエツトに挫折してしまう人は、たくさんいます。
実は、こうした突然の異常な食欲には理由があります。「低血糖発作」といって血糖値が急激に下がったために起こる症状なのです。

食事をとると血糖値が上昇します。すると、上昇した血糖値を正常レベルまで下げるために、膵臓からインスリンが分泌されます。
ところが、脂肪細胞にはインスリンの邪魔をして血糖値を下がりにくくするという働きがあります。したがって、体脂肪の量が多い人ほどインスリンの効きが悪く、結果、大量のインスリンが分泌されることになります。それでも血糖値はなかなか下がらないため、太っている人には糖尿病が多くなるのです。

さて、ダイエットをして体脂肪が減ると、インスリンの効きもよくなるため、本来ならその分泌量は減るはずです。ところが、ときにミスマッチが生じることがあります。体脂肪の量は減少しているのに、インスリンの分泌量が減らないことがあるのです。すると、今度はインスリンが作用し過ぎて、血糖値が必要以上に低下することになります。
普通、血糖値は100mg/dlくらいありますが、インスリンが効き過ぎて60mg/dl以下にまで落ち込むと、身体は栄養不足の状態になったとカン違いをし、あわてて栄養を補給しようとします。そして、「急いで何かを食べなくては!」という、いわば「誤った指令」を出すのです。急激な空腹感だけでなく、冷や汗が出たり、手足が震えたり、動悸がすることもあります。これが、低血糖発作です。

低血糖発作は生理学的に起こる症状なので、「気合い」で消すことはできません。かといって、「ちょっとくらいなら食べても大丈夫」と食べ始めると、ちょっとでは満足できず、ドカ食いしてしまうことになります。低血糖発作によるドカ食いが原因で、ダイエットに失敗し、リバウンドしてしまう人はたくさんいます。

低血糖発作による「食べたい病」に対しては、やせ我慢をするより、上手にコントロールする術を身につけるのが得策。がむしゃらに頑張るだけではダイエットは続きません。ダイエットのメカニズムを理解して、賢く乗りきりましょう。

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