女の腹やせダイエット~くびれが欲しいすべての女性たちへ~

同じカロリーなら、タンパク質を

「女の腹やせダイエット」は、朝食を抜けば、昼食や夕食は今まで通りに食べていい、というのが基本です。
さらに、昼食や夕食のとり方をちょっと工夫すれば、より高いダイエット効果を得ることができます。たとえば、ラーメン1杯を食べるなら、同じカロリー分の焼き魚を食べたほうが太りにくくなるのです。

なぜ、摂取するカロリーは同じでも、太りやすさに違いがあるのでしょうか。

それは、タンパク質、炭水化物、脂質が消化されるまでに必要な時間と、消化に要するエネルギー量とがそれぞれ異なるためです。つまり、口に入るときは同じカロリーでも、実際に吸収されるときには、身につくカロリーが栄養素によってことなるのです。

三大栄養素のうち、消化・吸収がもっともスムーズに行われ、その分、消化に要するエネルギー消費量の少ないのが脂質です。通常、1000キロカロリーの資質を消化・吸収するのに使われるのは、わずか30キロカロリー。したがって、残りの970キロカロリーはそのまま吸収されることになります。つまり、脂質はもっとも効率よく身につく栄養素であり、いいかえればダイエットにはもっとも適さないということです。

炭水化物は一緒に食べたものの影響を受けやすいため、吸収率を正確に計算するのは難しいのですが、1000キロカロリー食べると、だいたい100キロカロリーが消費活動に使われ、残りの900キロカロリーくらいが吸収されます。

これに対し、タンパク質は、1000キロカロリーを消化・吸収するのに300キロカロリーものエネルギーを必要とします。これをタンパク質の「特異動的作用」といいます。1000キロカロリー分のタンパク質を食べても、実際に吸収されるのは700キロカロリー。脂肪分の少ない良質のタンパク質が「高タンパク、低カロリー」といわれるのは、こうした作用によるものです。消えた300キロカロリー分は、熱になっています。

口に入れるのが同じカロリーなら、実際に吸収されるカロリーの一番少ないタンパク質を食べるのが、ダイエットにはもっとも適しています。

タンパク質は身体の中で分解されてアミノ酸になり、筋肉を作る材料となります。筋肉が増えると基礎代謝もアップするので、タンパク質を食べて適度な運動をしていれば、お腹の脂肪をとりつつ、同時にボディラインを引き締めることができるのです。
ただし、動物性のタンパク質をとるときは、脂肪の少ないものを選ばなくてはいけません。動物性脂肪をたくさんとると、体脂肪が落ちにくくなるためです。

脂肪の少ない良質タンパクとしておすすめなのは、鶏のささ身や赤身の牛肉、白身の魚、豆腐などです。これらの食材をできるだけオイルを使わない調理法で食べるようにしましょう。

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