女の腹やせダイエット~くびれが欲しいすべての女性たちへ~

「ズン胴体型」の人は、美肌になれない!?

今回は、お腹の脂肪が肌の老化をもたらすメカニズムをご説明します。

皮膚も臓器のひとつですから、皮膚の細胞の働きが活発でなくては、健康な皮膚=美肌は保てません。皮膚の健康を守り、修復するには、常に十分な栄養と酸素が供給され、不要になった老廃物がスムーズに排出されることが大切です。それには、血液の存在が欠かせません。

皮膚は3つの層(表皮、真皮、皮下組織)からできています。真皮の表と裏には網タイツのように毛細血管が張り巡らされており、肌の細胞はここから酸素と栄養をもらっています。ですから、真皮の毛細血管にフレッシュな血液がサラサラと流れていれば肌の修復力は高まり、多少のダメージを受けても、衰えたりトラブルを起こしたりすることはありません。

ところが、お腹が出ている人の脂肪は、皮下・内臓を問わず固まりやすいという特徴があります。固まりやすいということは、それが血中に溶け出して脂肪酸として血管内を流れている間に、血液をドロドロにする作用があるということです。血液がドロドロになると、当然、血流が悪くなります。したがって、皮膚の表面にもサラサラとスムーズな血液が流れなくなり、自然と肌の衰えが起こるのです。

たとえば、皮下の血流が悪化してターンオーバー(新陳代謝のサイクル)が乱れると、古い細胞がいつまでも皮膚表面に居座ることになり、肌がくすみます。また、ターンオーバーが遅れると、日焼けによってできたメラニンの排出も遅くなるので、肌色がなかなか元に戻らず、シミになります。
逆にターンオーバーの周期が短すぎると細胞が未完熟なまま押し上げられ、肌本来の保湿機能やバリア機能が十分に働きません。また、表皮のキメも揃わないため、中の水分が蒸発して乾燥し、肌荒れが起こりやすくなります。

このように、ターンオーバーが早くても遅くても表皮の機能はダウンし、肌はさまざまなトラブルを抱えて衰えます。くすみのない若々しい肌を保つには、皮膚の血流をよくして、肌の再生サイクルを正常に保つことが重要なのです。

また、肌の潤いは皮脂によって守られていますが、皮脂もその人のお腹につく脂肪と同じ性質を持っています。
したがって、お腹の出ている人の皮脂は、皮膚表面の空気と触れ合うと、冷えて固まりやすいのです。これが毛穴をふさぎ、そこに菌が入り込むことで炎症が引き起こされ、ニキビや吹き出物になります。

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