女の腹やせダイエット~くびれが欲しいすべての女性たちへ~

20代と40代では、お腹の出方が違う

20代半ばくらいになると、「決して太っているわけではないけれど、お腹のまわりが気になる」という女性が増えてきます。いわゆるズン胴体型です。また、ダイエットをして体重を落としても、「お腹まわりだけは細くならない」というケースも少なくありません。

なぜ、女性のお腹はふっくらと丸みがつきやすいのでしょうか。

女性には、妊娠したときに体内の子どもを守ろうとする生理的本能が備わっています。そのため、20代になると、脂肪がお腹にかけて集中してつきやすくなるのです。
また、同じ理由から、腹部のとくに側面の水分をためようとするシステムも働きます。お腹が前に出ているわけではないのにズン胴というのがありますが、これは腹部の両面に水分がたまっているため。要するに、お腹の周辺がむくんでいるのです。

このように、女性のお腹には脂肪がつきやすいうえ、むくみやすいという特徴があります。これは生理的なものですから、普通にダイエットをしても、お腹だけをへこませるのは難しいのです。

それでは、すでに出産を経験したり、あるいは閉経したりして、子宮の機能に変化のあった場合はどうなのでしょうか。実は、出産前の若い女性と、出産経験のある女性・閉経した女性とでは、お腹につく脂肪のタイプが違います。

お腹のまわりにつく脂肪には、皮膚と筋肉の間につく「皮下脂肪」と、腸管や膵臓など臓器の周囲につく「内臓脂肪」があります。

若い女性のお腹につきやすいのは、皮下脂肪です。皮下脂肪はまんべんなくつきますが、女性の場合は先に述べた理由からお腹まわりに集中してつきやすくなります。
また、皮下脂肪には、「つきにくく、落ちにくい」という性質があります。したがって、食事を減らすだけではなかなか落とすことができません。若い女性には、ほとんど食事をとらないような過激なダイエットをする人もいますが、努力の割に効果が薄いのはそのためです。

一方、出産を経験した女性や閉経後の女性のお腹につきやすいのは、内臓脂肪です。内臓脂肪には「つきやすく、落ちやすい」という性質があり、食事制限や運動などを正しく行えば比較的簡単に落とすことができます。反面、油断するとまたすぐついてしまいます。

一般的には年をとるほど太りやすく、しかもやせにくくなるというイメージがありますが、女性の腹やせに関しては、むしろ逆です。お腹のまわりにつく脂肪には、皮膚と筋肉の間につく「皮下脂肪」と、腸管や膵臓など臓器の周囲につく「内臓脂肪」があります。

女性の腹やせは、やみくもにやっても効果はあがりません。無駄な努力はせず、確実にベストシェイプを手に入れるには、自分のお腹についている脂肪はどちらなのかを考え、正しいアプローチを行うことが重要です。

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