新しく生まれ変わる知的ダイエット

体重が減りにくくなる停滞期の乗り切り方

それまでは順調に体重が減っていたのに、ある時期を境に体重が減らなくなる要注意期間があります。それがダイエットの大敵となる「停滞期」です。

ひとたびダイエットに成功しても、停滞期に起こる「油断」がリバウンドの引き金になります。「ここまで痩せたんだから、少しぐらい食べてもいいだろう」とか、なかなか減らない体重にしびれを切らして、いつの間にかダイエット前よりも太ってしまうということが起こるのです。

停滞期のメカニズムはこうです。ダイエット当初は摂取カロリーが減ると、それまでためていた脂肪をエネルギーとして使うため痩せてきます。しかし、しばらくすると体は少ない摂取カロリーでも活動できるように、エネルギーを節約しようとします。つまり、ためていた脂肪をエネルギーとして使わなくなるのです。

これは、体が起こした防御反応で、「ロー・T3シンドローム」といいます。この時期に同じように活動していても、放出するカロリーは少なくなっているのですから、体重が減りにくくなるのは当然です。

“当然”のことなのですから、ここで短気は禁物です。停滞期での頑張りがダイエットの成功を左右しますので、油断せず、節制し続けましょう。しばらくすると、結局は蓄えられた脂肪を使わなければやっていけないということを体自身が認識し、また再び脂肪をエネルギー源として使いはじめ、体重が減りはじめます。

ダイエットをすると、体重は下図のように段階的に減っていきます。ダイエットがうまくいっている場合、停滞期は10日程度で終わり、また段階的に体重が減りはじめます。停滞期が2週間以上続く場合は、カロリーオーバーになっていないか、疲れていないかなど、摂取カロリーと生活習慣をチェックしてみましょう。

ダイエット中の平均的な体重の変化

また、停滞期を脱するには、軽い運動が効果的です。何も特別な運動をはじめる必要はありません。通勤や通学時間を利用して歩く距離を長くしてみるなど、とにかく日常的に無理なく取り入れられる運動をすることです。犬の散歩を受け持ってもいいでしょう。さらに、有酸素運動だけでなく無酸素運動も組み合わせると、鈍くなった体重の減少を促進させる効果があります。

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