新しく生まれ変わる知的ダイエット

運動は脂肪細胞を縮め、筋肉を増やす

カロリーコントロールで順調に体重が減ってきたときに日常的な運動を続けていると、さらにやせやすく、太りにくい体になっていきます。

人の脂肪細胞は、白色脂肪細胞褐色脂肪細胞とに分けられます。これらは同じ脂肪細胞でも働きはまったく異なります。
白色脂肪細胞は、血液中の中性脂肪を取り込んで、細胞内にたくわえる働きをしています。一方、褐色脂肪細胞は、血液中の中性脂肪や糖を取り込んだあと、細胞内でそれらを分解し、熱に変える働きをしています。

つまり、食べ過ぎた余分なカロリーが白色脂肪細胞に処理されると、細胞が膨張して太ることになり、褐色脂肪細胞に処理されると、エネルギーとして分解され、少し体温が上昇してくるのです。

褐色脂肪細胞は幼児の体内には100グラムほどありますが、成長するにしたがって、徐々に減少し、成人では平均40グラムしか残っていません。しかも、残った40グラムの活性度は非常に個人差があります。いうまでもなく、活性度が低い人が太りやすく、活性度が高い人は太りにくいというわけです。

褐色脂肪細胞の活性を高める効果をもたらすのが、継続的な運動です。運動を続けていくことで筋肉がつくられ、筋肉をふやせば脂肪細胞を縮め、体脂肪率を減らすことができるのです。停滞期に運動を取り入れると体重が再び減りはじめる効果もこのためです。

また、同じ運動を続けていたところ、一時はダイエット効果が見られたのに、そのうち体重が減りにくくなることがあります。

このようなときにも、別の筋肉を使うような、まったく違う運動を取り入れてみると、やせはじめることがあります。これは、別の筋肉を鍛えて活性化することによって、新規にカロリーを消費することができるからです。

たとえば、散歩だけを続けてきた人が、ダンベルなどのウエイトトレーニングに切り替えてみると効果がてきめんに現れます。ダンベルをはじめる場合は、あまり重いものでなく、1キログラムぐらいのものを使ってゆっくりと行うことが大切です。褐色脂肪細胞の活性を高める効果をもたらすのが、継続的な運動

ダンベルを使わなくても、力を強く入れたり、脱力したりするのをくり返すだけでも効果的です。筋肉のある一カ所を意識して力を込めてみることが、褐色脂肪細胞を活性化します。いますぐやってみましょう。

また、クロムをとったあとに運動すると、ダイエット効果が高まります。運動の効果を最大限に引き出すためにも、サプリメントなどを利用してみるといいでしょう。

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