新しく生まれ変わる知的ダイエット

エレガントな食べ方を身につける

食事をはじめてからの食べ方によっても摂取カロリーは変わっていきます。下のグラフを見てください。食事をしてからの血糖値の変化を表したものです。食事による血糖値の変化

食事をしてから何分後に、食事によって摂取されたブドウ糖の血中濃度が最高値になるかを示しています。この図を見ると、食べ始めてから約20~50分後がもっとも高い数値を示しています。したがって、早食いによってその数値に至る前に食事を終えてしまうと、満腹感を感じる前に必要以上のカロリーをとってしまうことになります。つまり、食べ過ぎてしまうのです。食欲にまかせて短時間でドカ食いするような偏った食べ方は、もっとも肥満を招きます。

太らないためには「ゆっくりよくかんで食べる」ことが基本とされているのは、このような理由からです。ゆっくり時間をかけて食べると、その間に、最初に口にした食べ物が血糖値を上げて、脳の食欲中枢に相乗的に働いて後半の食欲を抑えてくれる効果がもたらされます。

太っている人を見ていると、食事が終わってからもいつまでもだらだらと何かしら口に入れなければ気がすまない人が多いようです。
必要のないものをいつまでもだらだらと食べ続けることほど見苦しいものはありません。一度、自分の食べている姿を鏡に映して見てみましょう。それまでどれほど無意識に食べ物を口に入れていたかがよくわかるでしょう。それだけ、食べている姿にはその人の人となりが現れるのです。

また、美しいプロポーションを保っている人は、おいしいものを少しずつ、バラエティ豊かにいただくという食べ方をしています。たとえば、ケーキを食べるときでも、良質な材料を使った小さなケーキを一つだけゆっくりと食べたりします。
「もったいない」といって食べものをすべて平らげることは、いまやカロリーオーバーにまっしぐらです。そうして余分なカロリーを体に詰め込んで太ると、洋服が合わなくなって新しく買い直すはめになったり、ダイエット食品やエステなどにお金を費やしたりします。そのほうがよっぽどもったいないということができます。やせれば余計なお金はかからないのです。

エレガントな食べ方を身につける知的な会話を楽しみながら、良質なものを少しずつ、種類豊富にゆっくりといただく。そんな習慣を身につければ、知的ダイエットをものにしたも同然です。

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