新しく生まれ変わる知的ダイエット

たんぱく質と野菜を中心に

少ない努力で最大限のダイエット効果を

三大栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂肪ですが、これら種類が違う食べものを同じカロリー分食べても、カロリーが同じだからといって同じ太り方をするわけではありません。

体にとり入れたカロリーはすべて吸収されて身につくわけではなく、一部は食べものを消化吸収するためのエネルギーとなります。このエネルギーが食べものの種類によって異なるため、同じ太り方をしないのです。

たとえば、100キロカロリーのたんぱく質をとったときに、それを消化吸収するのに必要なエネルギーは30キロカロリーです。100キロカロリーの炭水化物の消化吸収に必要なエネルギーは10キロカロリーで、100キロカロリーの脂肪を消化吸収するのに必要なエネルギーはたった3キロカロリーです。つまり、たんぱく質を1000キロカロリーとったら、身につくのは700キロカロリー、炭水化物を1000キロカロリーとったら、身につくのは900キロカロリー、脂肪を1000キロカロリーとったら、身につくのは970キロカロリーということになります。要するに、同じだけのカロリーを摂取した場合、もっとも太るのが脂肪、次が炭水化物、いちばん太りにくいのがたんぱく質だということがわかります。したがって、「どうせ同じカロリーをとるならばたんぱく質を食べたほうが得策である」という図式が成り立つわけです。

さて、ダイエットのためには、野菜を中心とした食事を意識することがもっとも効果的なのはいうまでもありません。その野菜も生で食べるよりもおひたしや煮物にしたほうがたっぷりとれるというのもよくご存知でしょう。

さらに、サラダにドレッシングやマヨネーズは高カロリーなので、かけすぎると牛丼と同じぐらいのカロリーになることもあります。たとえ低カロリーの和風ドレッシングやしょうゆベースのドレッシングであっても、塩分が多いためむくみをもたらすので注意しましょう。

サラダは生ではなく電子レンジで温野菜サラダにし、バジルなどのハーブを使えばドレッシングなしでもじゅうぶんおいしくなります。日本のハーブであるシソやショウガなどは、消化を促す作用もあるのでおすすめです。ダイエット中は野菜とたんぱく質を中心に

少ない努力で最大限の効果を挙げるダイエット法が知的ダイエットです。おいしく食べて効率よく減量するために、だいたいの食事のカロリーや料理法のテクニックを知っておくとよいでしょう。慣れればダイエットも楽しくなります。

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