新しく生まれ変わる知的ダイエット

減量は一ヶ月に体重の5%以内にとどめる

ダイエットの開始の一日目や二日目で体重がへるのは、体内の水分量の変化によるものがほとんどです。極端な減量や単品の食品だけで過ごす過激ダイエットで一週間に5kgとか一ヶ月に15kg落したりすると、脂肪とともに骨や筋肉など大切な組織までが失われてしまうことが多く、しかも脱水症状になりがちです。

また、短期間で落した体重は、ほぼ確実にダイエット期間よりも短期間であっという間に元に戻るか、以前よりも太ってしまうことになります。
へった体重がまたふえてくるこの状態のことをリバウンドといいます。
短期間の過激ダイエットのストレスで飢餓状態にあった体は栄養分が極端に制限された状態に適応して、カロリー消費を節約するようになります。減量は一ヶ月に体重の5%以内にとどめる

さらに、ダイエットの反動から食事の量が増えてしまいます。体内に入ったエネルギーをできるだけ消費しないように脂肪としてたくわえ、再びダイエットによる飢餓状態に備えようという準備をするわけです。

また、リバウンドによって太った場合、ダイエットで失われた筋肉や骨など大切な組織はふえないで、体脂肪だけがふえてしまいます。体脂肪は、皮下組織だけでなく内臓脂肪となっても定着し、多くの生活習慣病を引き起こす原因となり、外見上だけでなく健康上も大変危険な状態をもたらします。

こんな非効率的な短期ダイエットをくり返した結果、ダイエットのたびにやせにくく、太りやすい体質になっていきます。たとえやせてもシワが増えたり髪の毛がパサパサになったりして、やせてもちっとも美しくないのです。

体脂肪をへらして減量するためには、一ヶ月に自分の体重の5%以内のペースで落すことです。たとえば、体重60kgの人ならば、一ヶ月に3kg前後のペースで落せば、体脂肪だけを順調に落していくことができます。

人間の体は何万年も前から極端な飢餓状態に耐えられるようにできているのです。
自然の摂理に逆らわないやせ方が知的ダイエットです。

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