新しく生まれ変わる知的ダイエット

食べたものは必ず出す!

女性に多いといわれる便秘ですが、便秘をするとおなかがぽっこりと出てきて、確かに太ったような気がします。

食べたものは必ず排出するのが健康の秘訣ですが、極端に減食するダイエットを続けたり、緊張しやすい性格で自律神経がアンバランスになったりすると、物質の代謝(新旧の物質の入れ替わり現象)がうまくいかなくなって便秘になります。便秘気味の人は快便の人にくらべて太りやすい傾向にある

便秘気味の人が快便の人にくらべて太りやすい傾向にあるのは、食べたものが長時間腸にとどまって、よりよく栄養分が吸収されるため、体重に影響してくるのだと考えられます。

また、思春期に急に便秘になったり、旅行などをきっかけに一時的に便秘になってしまう人もよく見受けられます。この場合、大腸の機能に問題があるというよりも、心理的な要素が大いに関係しています。

せっかく便意が起こっても、「時間がなくてゆっくり排便できない」とか「排便のポーズを長時間とっていたくない」という排便しにくい環境から、何度もがまんする習慣を数年間続けていると、本格的な便秘症となってしまいます。そうなると、少しぐらい繊維質を多めにとってもおなかにガスがたまるばかりで、気持ちのよい排便を得ることがなかなか難しくなり、便秘薬を使わないと排便できなくなってしまうのです。

毎朝排便があることが健康な人間として当然のこと。絶対になにがなんでも排便する」と思い込むことが大切です。トイレにじっくりと腰を据え、毎朝の排便を習慣づけてください。

「便意を感じる」排便のための機能

便秘を感じるのは、「胃・大腸反射」といって、空腹時に何かが胃に入ったり、運動したりするのが刺激で大腸が反射的に収縮し、腸のS状結腸から直腸へ便を送り出そうとする働きによるものです。
この反射は空腹時に起こりやすく、朝たっぷりの水分をとることによって強く起こります。

便が直腸に送られると、直腸の内圧が高まって腸壁が刺激され、便意を感じるというわけです。便意を感じると、大脳からすぐに排泄命令が出され、直腸が収縮して肛門の括約筋をゆるめ、排便形態となります。このような反射を「直腸・肛門反射」といいます。
さらに、直腸から結腸へも便がたまっていることを知らせる「直腸・結腸反射」という信号が送られます。

食べたものは必ず出す!朝食抜きは便秘解消に効果的!

このように、排便のための機能がスムーズに働いていれば、便秘をすることもないのです。朝食を抜くと、その空腹感から排便を促すホルモンの分泌がさかんになりますので、朝食抜きは便秘解消にたいへん有効です。

また、快便のため、起床時間に500ミリリットル程度の水分をとることを習慣づけましょう。

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