新しく生まれ変わる知的ダイエット

運動だけではやせられない

運動してもなかなかやせられないという人がたくさんいます。運動によるカロリー消費はタカが知れているのに、「運動したからたくさん食べても大丈夫」という油断から、あっという間に運動した分のカロリーをとってしまうことがいちばんの原因です。

また、体重が過剰な状態のままジョギングなどの運動をはじめると、足腰に負担をかけて関節や肉を傷めたりします。やせるためにうかつに運動をはじめることは危険です。

ところで、運動によって実際、どれくらいのカロリー消費ができているのでしょうか。

体重50kgの人の場合、10分間のジョギングで80kcal、エアロビクスで50kcal、水泳100kcalといった程度です。ラーメン一杯は約500kcalですが、その摂取カロリーを消費するためにはかなりの運動が必要だということになります。

基礎代謝

私たちの体は、ほとんど動かないで過ごしても心臓や腸などが動くためにある程度のエネルギーを必要としています。これを基礎代謝といい、だいたい誰でも1000kcal前後の消費量があります。

基礎代謝量は20歳の男性で1200kcal、50歳の男性で1000kcal、20歳の女性で1000kcal、50歳の女性で800kcalというのがだいたいの目安です。さらに、活動量に応じて基礎代謝量は加算されます。軽いデスクワークをしている人なら前述の約2倍の基礎代謝量があります。もちろん、運動選手や肉体労働者はさらに多くなります。逆に、1日300歩も歩かないというような人の消費カロリーは少なくなります。

この基礎代謝量と、運動などの活動量を合わせたカロリーと摂取カロリーがつり合っていれば、体重は増えもせず、減りもしません。

運動のダイエット効果に過剰な期待をしない

やせるために新しい運動をはじめても、運動をしたという安心感からか、食事の量が増えたり、清涼飲料水などをがぶ飲みしたりしがちで、結局時間と労力を費やしてもやせることはできません。運動だけではやせられない

運動を取り入れるなら、ストレス解消や気分転換などを目的とすべきで、ダイエット目的にはじめないことです。運動のダイエット効果に過剰な期待をしないのが、知的ダイエットです。

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