新しく生まれ変わる知的ダイエット

朝食抜きで知的にカロリーコントロール(2)

朝食抜きの効用

このダイエットでは、朝食を抜いたらあとは食べ放題というシンプルなものですが、次のような効果を目的としています。

簡単に400キロカロリー減らせる

単純に朝食を抜くと、それまで2000キロカロリーとっていた人なら、軽い朝食分に当たる400キロカロリー程度を簡単に減らすことができます。朝食をとらないだけで、それ以外はふつうの生活をしながら、楽に1か月に3キロ程度やせることができるのです。

便秘解消

人は空腹感を感じると、腸の蠕動運動を促進させるモチリンというホルモンを分泌します。これは、食べたものをすばやく排出するために分泌されます。つまり、快便のためには空腹にしてモチリンの分泌を高める必要があるのです。

腸の蠕動運動を促すためには、朝起きたときに500ミリリットル程度の水を飲むと効果的です。毎朝朝食の代わりにたっぷりの水を飲みましょう。

頭がさえわたり、仕事の効率がアップする

消化活動にかかわりがあるのは、自律神経のうち副交感神経です。副交感神経は眠りにも関連しているように、副交感神経が優位の状態になることは、体を安静にする方向に傾いていることを表しています。

朝はこれから活動しようとする方向に体が傾いているので、その状態で食事をとると、消化吸収に支障をきたし、眠たくなって活動も制限されてしまいます。

試しに朝食を抜いてみてください。胃に食物が入っていないため、血液がたっぷり供給され、頭は冴えわたり、午前中の仕事がはかどることが実感できるでしょう。

胃腸の調子がよくなる

朝食を抜くと、前日の夜7時に夕食をとった場合、昼食まで約12時間、胃に何も入っていない状態となり、その間は胃を休ませることができます。食欲もないのに無理して朝食をとることは、胃腸に負担がかかるだけです。義務的に朝食をとることは知的ではありません。

自然に小食になる

朝食抜きに慣れてくると昼もそれほど空腹感を感じなくなります。

過食の原因のほとんどは、ストレスです。夜好きなだけ食べることによって、そのストレスによる食事パターンの異常が緩和され、次第に必要なだけカロリー、すなわち、適正体重に導くためのダイエットカロリーで満足できるように、食欲が修正されてきます。小食が生活の一部として自然に身につくのです。

朝食抜きの効用

この知的な食生活によって、体重が減るのと同時に、過食が原因といわれている糖尿病や通風、高脂血症などの生活習慣病を予防することができます。コレステロール値も下がり、さまざまな健康効果が得られるでしょう。

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