長生きダイエット

魔法のお茶

くわの葉に含まれるDNJ

その昔、鎌倉時代の“栄西”というお坊さんが書いた『喫茶養上記』という書物に、糖尿病の患者にくわの葉を煎じて飲ませたという記録があります。くわの葉が炭水化物の分解を抑えて、血糖値をコントロールするのに役立つことを、当時の人々はすでに知っていたのでしょう。

くわの葉のこうした特性は、ダイエットにも強力な味方になります。カギを握るのは、くわの葉に含まれるDNJ(デオキシノジリマイシン)という成分。このDNJには、腸内の炭水化物の消化吸収を遅らせ、カロリーの吸収を抑える働きがあるのです。

おすすめはくわの葉のお茶

おすすめは食前にくわの葉のお茶を飲むこと。DNJの効果によって、実際に摂取するカロリーをカットしてくれます。また、未消化なまま大腸に送られた一部の炭水化物が、炭酸ガスを発生して大腸の運動を促進するので、便秘の改善にもつながります。

「腸内での糖類の吸収抑制」+「便秘改善」という、ふたつの効果が期待できるくわの葉のお茶はダイエットにぴったり。まさに魔法のお茶です。ダイエット中は、とくに水分補給が大切ですから、食事どきに限らず、運動後、お風呂あがりなど、ふだんからどんどんくわの葉のお茶を飲みましょう。

メディカルサロンブランド「サラくわ茶」

DNJの働き

ごはん、パン、麺類などには、エネルギーの元になる糖質が多く含まれています。この糖質は体内で消化作用によりブドウ糖に分解され、小腸から吸収された後、血液によって脳や筋肉に運ばれエネルギー源になります。

糖質が分解され、ブドウ糖が小腸で吸収されるのは、「α-グルコシダーゼ」という酵素の働きによります。「DNJ」はそのα-グルコシダーゼの働きを阻害することで、糖質の分解作用を妨げ、糖質が小腸から吸収されるのをブロックします。厳密にはまったく吸収されないわけではなく、吸収されるペースが緩慢になるのですが、血糖の急激な上昇を抑えることにより、糖尿病予防などに効果を発揮します。

ポイント
  • 便秘気味の人は「お通じ良好モード」へ!大腸の運動が促進され、便秘の改善に。
  • 太り気味の人は「ダイエットモード」へ!糖分の吸収が抑えられる。魔法のお茶「くわの葉茶」
  • 糖尿病が気になる人は「糖尿病予防モード」へ!血糖値の急激な上昇を抑える。

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