長生きダイエット

「お酒」とはこう付き合う

ビールの美味しい季節です。晩酌はもちろん風呂上がりやスポーツのあとの1杯がたまらないという方も多いでしょう。

さて、ビールを飲むとビール腹になるという説は、今でも割りと信じている人は多いようです。

ビール=お腹が出るというより、ビールのつまみには脂っこいものが多いので、つまみを食べて太るというのが正しいでしょう。日本酒のつまみは刺身や煮物など低カロリーのものが合いますが、ビールはソーセージやフライドポテトのように高カロリーの洋食が合います。つまみを食べずにビールだけ飲むのなら、体型には直接影響しないでしょう。

ただし、ビールには別の問題があるのです。

酒好きの方ならご存知でしょうが、アルコール飲料は大きく分けて醸造酒、蒸留酒、混成酒に分かれます。

醸造酒は酵母を発酵させるために糖分が必要となります。ワインにはぶどうそのものに糖分が含まれているので新たに加える必要はありませんが、日本酒やビールの原料である米や麦そのものには糖分はありません。ただし、糖のもとになっているデンプンはあるので、ビールはこれに麦芽を加えて糖分に変換します。

ビールには1缶(350ml)あたり12gぐらいの炭水化物が含まれるといわれています。糖質といえば甘いという印象がありますが、甘くない飲み物でも炭水化物を多く含んでいれば太るもととなります。そこで「糖質○%オフ」というビールが売りだされているのです。

  • 醸造酒・・・米、麦、ぶどうなどを酵母で発酵させた酒。日本酒、ビール、ワインが代表的。
  • 蒸留酒・・・醸造酒を蒸留し、アルコールを高めた酒。ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、焼酎など。
  • 混成酒・・・醸造酒や蒸留酒に香りや味をつけ、糖分や色素を加えてつくる酒。リキュールや梅酒など。

ビールはもちろんのこと、「ダイエット中にお酒を飲むなんてとんでもない!」これまでの多くのダイエット法は、アルコールを飲むことを禁止してきました。

でも、気心知れた相手と飲むお酒はストレス発散にもなるし、なにより、お酒はコミュニケーションツールとして優れています。心地よく酔える量をたしなむことは、精神安定のために非常に役立ちますから、ダイエット中にアルコールを禁じることは、メリットよりデメリットのほうが大きいと私は思います。

ただし、カロリーオーバーにはならないよう『今日は夜、飲む約束がある』という日には、昼食を減らすなどして、一日のトータルで調節するようにしましょう。

それから、お酒の種類として甘いカクテルや酎ハイは砂糖の分だけカロリーがあるので避けてください。酎ハイでも甘味のないウーロンハイなどは問題なし。蒸留酒はほとんどは糖質が入っていないので大いにやっていただいて結構です。

【回覧板】脂肪分の高いおつまみを避けて、ダイエット中でもお酒を楽しもう!

お酒の席でも、長生きダイエットがすすめる食生活の基本を忘れてはいけません。青背の魚、長生き野菜、海藻類を中心にしたおつまみを食べるようにしましょう。もちろん、お酒を飲んだあとの「ラーメン」「お茶漬け」は御法度です!念のため・・・。

食べすぎ注意!おつまみ

チーズ、鶏のからあげ、ピザ、フライドポテト、ソーセージ、出し巻き卵、肉じゃが、ピーナッツ、刺身(まぐろトロ、うに、はまち)etc...

ちょっと安心!おつまみ

枝豆、キムチ、豆腐、焼き鳥、焼き野菜、刺身(白身魚、タコ、エビ、貝、まぐろ赤身)、野菜の煮物、シーフードマリネ、かまぼこ、生牡蠣、おでん(だいこん、こんぶ、こんにゃく)etc...

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