男も女も「腹やせ」ダイエット

「腹やせ効果」を高める運動テクニック

「腹やせ」に欠かせない「運動」

「腹やせ」には、運動が欠かせません。運動をすると、皮下脂肪より内臓脂肪のほうがよく燃えるからです。脂肪分解酵素のホルモン感受性リパーゼは、皮下脂肪より内臓脂肪に多く存在します。ホルモン感受性リパーゼは、アドレナリン、ノルアドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンによって活性化されますが、このうちアドレナリンとノルアドレナリン、成長ホルモンはいずれも運動によって分泌量が増えるという特徴があります。つまり、運動をすると、脂肪を燃焼しエネルギー消費量を増やすホルモンが多量に分泌され、お腹についた内臓脂肪を効率よく落とすことができるのです。

さて、お腹をへこませるためのエクササイズといえば「腹筋運動」を思い浮かべる人が多いことでしょう。これは、まったく根拠のないことではありません。

腹筋が動くときには、その運動に必要なエネルギーを自己の筋肉内にある毛細血管から受け取っています。その結果、筋肉周辺の血管内では栄養の濃度が低くなります。それを補うために、筋肉の周囲についている脂肪が分解されるのです。

しかも、運動をすると筋肉内のアクチンとミオシンというタンパク質が増えます。これらは、運動後も2~3日にわたってエネルギーを消費し続けてくれるので、腹部の脂肪分解はさらに進むことになります。このように、腹筋運動は2つの作用によって、お腹まわりの脂肪を効率よく落としてくれるのです。

ところで、ダイエットのためには、「運動を20分以上やらないと効果がない」とよくいわれます。これにはワケがあります。

体脂肪が燃えるには、エネルギー源であるブドウ糖と肝臓のグリコーゲンンが消費され、さらに血中の脂肪酸が使われ始めなければなりません。食事の量にもよりますが、血中のブドウ糖とグリコーゲンは、呼吸をしたり、食べた物を消費したり、手足を動かしたりといった生活活動のために、ある程度は消費されます。しかし、完全に使い切るまでには至りません。ですから、初めの20分間ぐらいは、それらのエネルギー源が使われます。

つまり、血中の脂肪酸濃度が低下して、それを補うために体脂肪が分解されるようになるのは、運動を始めて約20分後ということになるわけです。

そこで、より早く、よりたくさんの体脂肪が燃えるようちょっとした工夫をしてみましょう。

運動をする直前に、腹部を強めに揉みほぐして、よくマッサージするのです。すると、お腹についた脂肪細胞から、一時的に脂肪酸が血中に溶け出してきます。この状態で運動を始めれば、早い段階から脂肪酸を消費することが可能になります。

ただし、そこで運動しなければ、溶け出した脂肪酸は再び脂肪細胞に取り込まれ、体脂肪に戻ってしまいます。ですから、マッサージ後は、あまり時間をおかずに運動することが大切です。

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