男も女も「腹やせ」ダイエット

そもそも人はなぜ太るのか?

太るメカニズム

ぽっこり前に突き出たお腹。ベルトの上から垂れ下がる、だぶだぶの肉。

「このお腹の肉さえなければ・・・」

きっと、そう思っている人は多いでしょう。

年をとると、どうしてお腹に脂肪が集まってくるのか?そして、それをとるには、一体どうすればいいのか?多くの中高年を悩ませるこの疑問を解明するには、まず、人はなぜ太るのかを理解する必要があります。

実は、人が必要以上に太ってしまう理由については、医学的に結論が出ています。食べ物や飲みの藻など口からとる摂取カロリーと、運動などで消費されるカロリーとを比べて、摂取カロリーの方が多ければ、余ったカロリーが脂肪となって身につき、体重が増えるのです。

もしあなたが「自分は太るほど食べていない」と思っているのならそれは幻想にすぎません。余剰カロリーがない限り、人は太りません。また、「水を飲んでも太る」という人がいますが、これもまた幻想です。水はカロリーがないので、どんなに飲んでも体脂肪が増えることはありません。

確かに、水分を控えることで体重は減りますが、それは水分の出入りによる体重変動にすぎません。あなたを太らせているのは脂肪の塊なのですから、体脂肪を減らさない限り、やせることも、突き出たお腹をひっこめることもできないのです。

ですから、あなたが「やせたい」「お腹のまわりをどうにかしたい」と思っているなら、水分の増減による体重の変化に惑わされることなく、あくまで身体に入るカロリーと出るカロリーとを比べ、いかにカロリーの収支をマイナスにするかを考えることが大切です。

あなたは大丈夫?-メタボリックシンドロームの診断基準-

世間では既に浸透している「メタボ」という言葉。このメタボ(メタボリックシンドローム)の鍵を握っているのが内臓脂肪です。肥満もメタボリックシンドロームの原因の一つですが、ただの肥満ではなく、内臓脂肪型の肥満で起こるということを知っておきましょう。

腹囲(へそ周り)

内臓脂肪が付いてくるとおなかが自然と出てきます。内蔵脂肪の面積は、おへそを中心とした腹囲を測ることで大体わかりますから、まずは自分のお腹周りを測って測定基準の数値と照らし合わせてみてください。

  • 男性 85cm以上
  • 女性 90cm以上

この腹囲の基準値を上回り、加えて「血中脂肪」、「血圧」、「血糖値」のうち2項目以上がメタボの基準値に該当する場合は「メタボリックシンドローム」、1項目でも「メタボリックシンドローム予備軍」と診断されます。

脂質異常

中性脂肪150mg/dl以上もしくはHDLコレステロール40mg/dl未満

血圧

最高血圧130mmHg以上もしくは最低血圧 85mmHg以上

空腹時血糖値

110mg/dl以上

メタボリックシンドロームを放っておくと、生活習慣病や合併症を引き起こす可能性が高くなります。動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気の危険性が急激に高まり大変危険です。早めに改善する必要があるでしょう。

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